今日は、3日ぶりくらいに晴れました。雨の日も、自転車に乗ったり、重い荷物を持ったりしなければ好きなんだけれど、雲一つない空と空気は、やっぱり気持ちが良いです!
『空気』というので、声や音の伝わり方を思い出しました。
もともとの言語の発声の仕方の違い、というのも関係しているのですが、ヨーロッパにいるより、日本では、声を出す際になんだか負荷がかかる気がしています。日本語の発声の仕方が、喉を使った喋り方なので仕方がないのかな、とも思っていたのですが、湿気も関係していると個人的には思っています。(あ、そんなにたくさんヨーロッパに行っているわけではないですよ、念の為。)
乾燥した環境と湿気の多い環境では、空気中の音の伝わり方に違いがあります。
乾燥した環境では、空気が乾燥しているため、音が速く伝わります。空気が乾燥していると、音波が進む際に阻害されることが少ないため、音の伝わり方が比較的良くなります。また、空気が軽くなるため、音の高さや音色も変わる場合があります。
一方、湿気の多い環境では、空気中に水分が多く含まれているため、音が遅く伝わります。空気中の水分は、音波を吸収するため、音の伝わり方が悪くなる場合があります。また、湿気が高いと空気が重くなり、音の高さや音色にも影響を与えることがあります。
つまり、ヨーロッパの乾燥した環境では音が速く伝わり、日本の湿気の多い環境では音が遅く伝わる傾向があります。ただし、実際には、湿度や気温、空気の質、部屋やホールの天井の高さなど、環境によって異なるため、音の伝わり方は常に一定ではありませんが。
次回は、湿気と喉の関係性について書きましょうか。