*上記YouTubeはオペラ『恋愛禁制』序曲です。
ChatGPTに、オペラ『恋愛禁制』の作曲者を入れずに、どういう内容か聞いてみたら、モーツァルト作曲だの、ベートーヴェン作曲だのと答えてくれたので、私もそんなに詳しいわけではないですが、教えてあげるのも面倒になり、そのタブを閉じてしまいました。ChatGPTで大学の研究レポート作成なさる方は、くれぐれも、ちゃんとその真偽を調べた上でお使いくださいませ。
さて、オペラ『恋愛禁制』ですが、ワーグナーの初期のオペラです。ベッリーニに影響されただけあって、後期の作品とは異なり、イタリアオペラの感じを残しています。総督による恋愛禁止令とそれにともなうドタバタ喜劇。シェークスピアの『尺には尺を』をもとにワーグナー自身が台本を書いています。登場人物、内容等はほかのブログや記事等でご確認くださいね。
それよりも、私が興味を持ったのは、このオペラの自筆譜の行方。すいません、音楽のことではなくて。
ワーグナーは最初、自筆譜をパトロンであったルードヴィヒ2世に献呈したのですが、のちにヒトラーの手にわたり、
どれだけワーグナーを愛していたんでしょうかねぇ。「僕のだいじな宝物!」と言いながら、ワーグナー自筆の楽譜にほおずりしている図が見えてきそうです。ヒトラーさん!人類の遺産を私物化しないでください!
*上記YouTubeはオペラ『恋愛禁制』全編です。演出が現代版になっています。