創造性には右脳も大事だと思い、右脳とつながっていると言われる左手で、文字を書いてみました。その文字はまるで、子どものもののようです。
子どもが最初に文字を練習するノートは、大人が書くノートよりもマス目がとても大きいですね。その理由がよくわかりました。左手で文字を書く練習をしてみたら、大きいサイズの字のほうが書きやすいのです
それから、もともと左利きで、小さい頃に右手をつかうよう矯正された知り合いに、左手で書いてもらいました。ふとした時に使う手は左手なのですが、文字を書くという動作は筋肉の鍛錬の賜物らしく、この元左利きの方、やはり左手で書いた文字は、子どもの字のようでした。
当たり前かもしれませんが、歌う人も、楽器を演奏している人も、指揮者も、焦らず騒がず、長いスパンで筋肉を鍛錬していって上手になっていく、持って生まれた才能に関係なく、感情を加味させながら筋肉を鍛錬していけば、それなりにはなる、とふと思いました
こちらのYouTubeで、ドイツでオペラ歌手をなさっている車田先生が、
芸術とは、内なる精神的なエネルギーでもって、表現のレベルが日常的なレベルから崇高なレベルへと引き上げられた演奏。
芸術においては表現のレベルは決して日常的なレベルであってはならない。
とおっしゃています。芸術には精神あり、と思いますが、やはり日々の筋肉の鍛錬、大事ですよね。
このブログを読んでいるあなたも、芸術の域まで筋肉を鍛錬してみますか?