*YouTubeは日本の新国立歌劇場のオペラ『ファルスタッフ』のダイジェスト版です
何が人を惹きつけるのか?と考えた時に、色々ありますが、そのうちの一つに、『美しさ』があげられますね。では、美しくない人は、人を惹きつけられないの?というと、そんなことはないですよね。もともと美男美女だからちやほやされて、何の努力もしないでいる男女より、『自分は見かけが良くないから』と、いろいろと工夫していく人の方が、しばらく会わないでいると、とても魅力的になっていたりします。
工夫の仕方も、まずは見かけ(ファッションとかメイク他)だったり、心理作戦だったり、しゃべり方や、知識だったり。
今日は、『まずは』の外見。その中から、ファッションについて、オペラと絡めていきましょうか。
美しいものが嫌いという方はいらっしゃらないと思います。いくら美しくても、しゃべっていてつまらなくなると、だんだん人は離れていきますが、その前におしゃべりして頂かないと始まりません。ファッションはそのための良いツールになります。ファッション雑誌や、最近では、SNS上でたくさんのヒントが得られます。
では、大元のファッション誌やSNSはどんなところからヒントを得ているのでしょうか?事業で成功するには古典を読め、と言われますが、衣装も古い時代のものを見ることにより新しいファッションを生み出すことがあります。ですから、オペラからもヒントを得ていることがあります。
オペラの衣装は、歴史的な時代や文化、ファンタジーの世界を反映するものであり、その中には現代のファッションにも通じるものが多く存在します。そのため、ファッション誌やデザイナーは、オペラの衣装からインスピレーションを受け、新しいファッションアイデアを生み出すことがあります。
オペラを見ることによってファッションセンスが上がるとは限りませんが、故きを温ねて新しきを知る、ということを考えると、一つのヒントにはなりそうですね。
ちなみに、オペラ鑑賞には、一定のドレスコードが求められる場合があります。例えば、ガラ公演やプレミア公演などでは、ドレスコードが設定されていることが多く、ドレスやスーツなど、フォーマルな服装が求められることがあります。そのため、オペラ鑑賞においては、ドレスコードに合わせたファッションセンスも求められることがあります。
でも、一番大切なのは、ファッションセンスもオペラも楽しむこと。楽しんでいる人のそばに寄っていきたくなりませんか?
主人公のファルスタッフの『この世はすべて冗談さ♪』という歌で終わる、オペラ喜劇を貼っておきます。