我ながら、無謀だなあと思うんですが、最終的にはアニメを創りたいと思い、ファンタジー小説を書いたんですよね。
そして、もっと無謀だなぁと思ったのが、ニューヨーク最先端で活躍していらっしゃる方に、曲をつけてください、と伝えたんですよね。編集もしていない、商業出版もしていない小説に、です。しかも、その方、1曲創るだけで、60万円くらいかかるという。
どうしてそうしたいのか、の意図を伝えましたら、
『私が曲を作ると高いので、教えてあげるから、自分で創りなさい』
ということになりました(-_-;)。
無謀な発想と行動。どうしてそういう発想になり、行動に走ったかというと・・・。私はですね。
『子どもたちが恐れからではなく愛から動けますように』という願いと、
若い演奏家の活躍する場所を創りたかった・・・、のです。
日本では、趣味で演奏する人、趣味で音楽の勉強する人はたくさんいますが、プロの演奏家になろうとして学ぶ人が減っています。音楽大学の学生さんは減り、経営を続けられなくなっている音大もあると聞きます。少子化の影響もあると思いますが、日本では、プロの演奏家が活躍する場所が少ないし、アーティストを擁護する環境がないのではないかと思います。音大を出ないで、海外のコンクールで入賞する方も出る始末。いったい日本の音大って何?なんか日本の音楽業界って変じゃない?もちろん、そういう中で素晴らしい音楽家が育っているのも書き添えておきます。
YouTubeで、こういう動画がありましたのでご興味がありましたら。
優れた企業経営者だったら、若い演奏家のために、様々な演奏会の助成金を出したり、広告宣伝したりできるんでしょうけれど、私には稼ぎ力も無ければ、広告宣伝する力もないです。
で、無謀な行動に出たわけです。
そうしたら、なんと、ご紹介で、作曲だけでなくファンタジー小説の勉強もすることになりました。海外在住で、何冊もファンタジー説や、ビジネス書をお書きになったことのある実際の著者さんであり、雑誌にも記事をお書きになっていらっしゃる方から、です。
一人の人間ができることというのは、小さいです。でも、大きいのかもしれません。
将来はいつも未知の世界。失敗するかもしれないけれど、大きいほうを信じて動いていればなんだか楽しいなぁ、と思います。